蔵開き・更新 2026-10-26

蔵開きとは?いつ・どう探すか・持ち物と当日の流れ(2027年版)

蔵開きは、年に一度、酒蔵の扉が開く日。

かんたんに言うと蔵開きは、酒蔵がふだん入れない蔵の中や売店を一般に開き、新酒の販売や試飲をする催しです。クラドキのデータでは、開かれる月は2〜4月(新酒ができる冬の造りの後)と9〜11月(秋の新酒・ひやおろしの時期)に集まっています。2027年の日程はまだ多くが未発表なので、例年の月を目安に、蔵や主催者の公式の発表を待って予定を決めます。

「蔵開きに行ってみたいけれど、いつ、どこであるのかわからない」という人のために、蔵開きのしくみと探し方、当日の動き方をまとめました。具体的な日程や条件は、クラドキが蔵の公式・酒造組合・自治体・観光協会の案内から集めたデータ(2026年10月25日確認)によるものです。蔵開きは蔵ごとに中身もルールも違い、天気や事情で中止・延期になることもあります。出かける前に、必ずその年の公式の案内を確かめてください。お酒は20歳になってから。試飲をする日は、車・バイク・自転車で行かないでください。

この記事のポイント

  • クラドキの191蔵のうち、蔵開きの実績・発表・例年の月がわかる48蔵を数えると、3月(23蔵)と10月(22蔵)が二つの山です(2026年10月時点)。
  • 伏見では2026年3月14日に伏見酒フェスと同じ日に12蔵が蔵開きなどを開き、10月24日には13蔵が11会場で一斉に蔵開きをする「伏見酒回廊2026」がありました。
  • 2026年11月は、7日に石川酒造(福生蔵開き)・櫻正宗・黄桜、14日〜15日に神戸酒心館の蔵開きが発表されています。
  • 2027年の日付が公式に出ているのは、寺田本家の「お蔵フェスタ」3月14日(予定)と分福酒造の4月17日・18日(予定)など一部だけで、ほかは未発表です(2026年10月26日時点)。
  • 多くの蔵開きは駐車場がないか、車・自転車での来場を断っています。試飲は20歳以上で、車・バイク・自転車を運転する人はできません。

蔵開きとは?酒蔵が蔵と売店を一般に開く日

蔵開きとは、酒蔵がふだんは入れない蔵の敷地や売店を一般の人に開き、できたばかりのお酒の販売や試飲をする催しです。蔵によって「蔵開き」のほか「蔵まつり」「酒蔵まつり」「新酒まつり」「蔵開放」などと呼び名が違いますが、中身はよく似ています。

日本酒は、秋から春にかけての寒い時期に仕込むのが一般的です。冬に搾った新酒が出そろう春先と、夏を越して味がなじんだお酒が出る秋に、蔵が「今年のお酒ができました」と人を招く場として開かれることが多くなっています。

当日にあることは蔵ごとに違います。クラドキのデータでは、新酒や蔵開き限定のお酒の販売、有料・無料の試飲、蔵の中を歩く見学会、鏡開き(酒樽のふたを木づちで割るお祝い)、酒造り唄の披露、屋台やキッチンカーなどが案内されています。たとえば櫻正宗(神戸市東灘区)の2026年の蔵開きでは、新酒の振る舞い、蔵開き限定のしぼりたて原酒の販売、酒蔵見学会、琴の演奏と酒造り唄が予定されています。

クラドキでは、蔵や売店を開いて新酒の販売や試飲がある催しを「蔵開き」として数えています。花畑のお祭りや、事前予約の有料の会食など、それ以外の催しは「蔵のイベント」として蔵のページに載せ、蔵開きの数には入れていません。

蔵開きの一覧(2026年・2027年)櫻正宗の蔵開き・見学・アクセス

蔵開きはいつ?2〜3月と9〜11月が二つの山

蔵開きが多いのは、2〜4月と9〜11月です。クラドキが集めた191蔵のうち、蔵開きの実績・発表・例年の月がわかる48蔵について、その月に蔵開きがある蔵の数を数えると、下の表のようになりました。春と秋の両方に開く蔵は、それぞれの月に1回ずつ数えています。

春は3月が23蔵でいちばん多く、伏見の蔵がそろって開く日があるためです。秋は10月が22蔵で、こちらも伏見の一斉蔵開きと、新潟の秋の蔵開きが重なります。関東は3月がもっとも多く、千葉の久留里や神崎の合同の催しがこの時期に開かれています。

なお、灘五郷の18蔵が1か所に集まる「灘五郷の蔵開き」は、2026年は1月25日に阪神甲子園駅の西口広場で開かれました。これは各蔵を開くのではなく1会場の催しなので、表の数には入れていません。

月ごとの蔵開きがある蔵の数(クラドキのデータ・2025〜2027年の実績・発表・例年の月、2026年10月26日時点)
月関東新潟灘五郷伏見合計
2月10001
3月9011323
4月34108
9月11002
10月2521322
11月30216

数え方について

蔵開きの催しがあると公式に書いていても、時期が書かれていない蔵(4蔵)は数に入れていません。5〜8月・12月・1月に蔵を開く蔵は、今のデータにはありませんでした。データが増えると数は変わります。

灘五郷の蔵開き(1会場に18蔵が集まる催し)

合同の蔵開きと、各蔵の蔵開きの違い

蔵開きには、いくつかの蔵が同じ日に一斉に開く「合同の蔵開き」と、1つの蔵が自分の日に開く「各蔵の蔵開き」があります。初めてなら、近くの蔵を歩いて回れる合同の蔵開きから探すと計画が立てやすくなります。

合同の蔵開きは、酒造組合や商工会、自治体などでつくる実行委員会が主催することが多く、蔵と蔵の間にシャトルバスが出たり、スタンプラリーがあったりします。一方、各蔵の蔵開きは蔵の公式サイトやSNSだけで告知されることが多く、見落としやすいのが難点です。

下の表は、クラドキに載っている合同の蔵開きです。どれも2027年の日程は寺田本家の「お蔵フェスタ」をのぞいて未発表です。

おもな合同の蔵開き(クラドキのデータ・2026年10月25日確認)
名前場所参加する蔵2026年2027年
伏見酒回廊京都市伏見区13蔵(11会場)10月24日(終了)未発表(例年10月)
福生蔵開き東京都福生市石川酒造・田村酒造場11月7日未発表(例年11月)
三蔵同時蔵開き(発酵街道開)新潟市西区・西蒲区高野酒造・笹祝酒造・たからやま醸造4月25〜26日・10月10〜11日(終了)未発表(例年4月・10月)
発酵の里こうざき酒蔵まつり千葉県神崎町寺田本家・鍋店3月15日(終了)3月14日(予定・寺田本家の公式)
久留里新酒まつり 軒先にぎわい市千葉県君津市藤平酒造・吉崎酒造・須藤本家など3月1日(終了)未発表(例年3月)

伏見酒回廊(伏見の一斉蔵開き)福生蔵開き(石川酒造・田村酒造場)三蔵同時蔵開き(新潟市)発酵の里こうざき酒蔵まつり久留里新酒まつり 軒先にぎわい市合同イベントの一覧

伏見の蔵開き(京都)

伏見では、春と秋に蔵が同じ日に開きます。2026年3月14日は、伏見酒造組合の有料試飲会「伏見酒フェス」と同じ日に、周辺の12蔵が蔵開きなどの催しを開きました。10月24日の「伏見酒回廊2026」では、駅から歩いて回れる範囲の13蔵が11会場で一斉に蔵開きをし、基本は入場無料、4か所以上回るとお酒が当たるスタンプラリーもありました。

関東の蔵開き

関東は、東京都福生市の「福生蔵開き」(11月)、千葉県神崎町の「発酵の里こうざき酒蔵まつり」(3月)、千葉県君津市の「久留里新酒まつり」(3月)のような合同の催しのほか、青梅市の小澤酒造の「澤乃井蔵開き」(2026年は10月24日)のように蔵ごとの蔵開きもあります。

これから行ける蔵開き(2026年11月〜2027年春の発表分)

2026年10月26日の時点で日付が発表されている蔵開きは、下の表のとおりです。秋は11月前半に集まっていて、7日は福生・灘・伏見の3か所で重なります。

2027年の日付まで出ているのはごく一部です。寺田本家と分福酒造は、どちらも公式が「予定」と書いている段階なので、近くなったら改めて公式の案内を確かめてください。

日付が発表されている蔵開き(2026年10月26日時点、各蔵・主催者の公式の案内による)
日付蔵・催し場所入場・予約
2026年11月7日石川酒造(第5回福生蔵開き)東京都福生市入場無料・登録なしで入れる
2026年11月7日櫻正宗(第22回 蔵開き)神戸市東灘区雨天決行・荒天中止
2026年11月7日黄桜(第八回 蔵開き)京都市伏見区会場は伏水蔵
2026年11月14〜15日神戸酒心館(第27回 福寿 蔵開き)神戸市東灘区入場無料・蔵見学は要予約
2026年11月22日藤﨑摠兵衛商店(長瀞蔵新酒まつり)埼玉県長瀞町唎酒付きの蔵見学は予約制
2026年11月22日釜屋(力士 ミニ蔵祭り2026)埼玉県加須市申込者だけ・人数に上限
2027年3月14日(予定)寺田本家(お蔵フェスタ)千葉県神崎町試飲は有料チケット
2027年4月17〜18日(予定)分福酒造群馬県館林市詳細は続報待ち

石川酒造の蔵開き・見学・直売店神戸酒心館の蔵開き・見学黄桜の蔵開き・見学寺田本家の蔵開き(お蔵フェスタ)

蔵開きの当日の流れ

蔵開きの当日は、開場の時刻に合わせて駅から歩くかシャトルバスに乗り、受付→試飲や見学→限定酒を買う、の順に回るのが基本です。多くの蔵開きは10時ごろに始まり、15時〜16時ごろに終わります。

  1. 開場の時刻と会場を確かめて出る

    たとえば2026年の福生蔵開きは10時〜16時(受付9時30分〜)、神戸酒心館は10時〜16時、黄桜は10時〜15時と案内されています。複数の会場がある合同の蔵開きは、会場マップを先に見ておきます。

  2. 受付で試飲券やお猪口を受け取る

    有料の試飲がある蔵開きでは、会場で試飲券を買います。2026年の久留里新酒まつりは、お猪口とホルダー付きの試飲券(5杯分)が1,500円でした。

  3. 見学会や催しの時刻に合わせて動く

    蔵の中の見学は、時刻と人数が決まっていることがあります。神戸酒心館の2026年の蔵見学は11時・13時・14時・15時の各回20名で、予約が必要です。

  4. 限定酒を買う

    蔵開き限定のお酒は数に限りがあることが多いです。重い瓶を持って歩かないよう、買うのは帰る前にするか、蔵が宅配を受け付けているか確かめます。

  5. 水を飲みながら、早めに帰る

    試飲は少しずつにして、合間に水を飲みます。帰りの電車やシャトルバスの最終の時刻も確かめておきます。

蔵開きの持ち物

蔵開きの持ち物は、現金(小銭)、お酒を持ち帰る袋、歩きやすい靴、雨具、水の5つが基本です。会場は蔵の敷地や屋外のことが多く、立ったまま過ごす時間が長くなります。

  • 現金と小銭:神戸酒心館の2026年の蔵開きは会場の支払いが現金のみ、東灘醸造(千葉県)の2026年の入場料も現金のみでした。キャッシュレスが使えない会場を前提にします
  • お酒を持ち帰る袋:瓶が割れないよう、丈夫な手提げやリュックがあると安心です。四合瓶(720ml)や一升瓶は重いので、買う本数を決めておきます
  • 歩きやすい靴:伏見のように会場が点在する蔵開きは、蔵から蔵へ歩きます。蔵の床はぬれていることもあります
  • 雨具:櫻正宗や伏見酒回廊のように「雨天決行・荒天中止」が多く、傘をさしにくい混雑もあるので、かっぱがあると便利です
  • 水:試飲の合間に飲む水を持っていきます
  • 身分証:20歳以上かどうか、年齢を確かめられることがあります
  • 防寒具:2〜3月の蔵開きは屋外で冷えます

持ち込みに注意

櫻正宗の2026年の蔵開きは、飲食物などの持ち込みを禁止しています。持ち込みの決まりは蔵ごとに違うので、公式の案内を見てから準備します。

チケット・整理券・予約のしくみ

蔵開きの多くは入場無料・予約不要ですが、試飲が有料のチケット制だったり、見学会や特別な回だけ予約が必要だったりします。「入場無料」でも、お酒はお金がかかると考えておきます。

入場のしかたは、おおまかに次の4つに分かれます。

  • 蔵開きの中の見学会だけ予約がいることがあります(神戸酒心館の蔵見学など)
  • 事前登録は任意のこともあります。福生蔵開きの事前登録(2026年は10月31日まで)は特典のためのもので、登録しなくても入れます
  • 1会場に蔵が集まる酒まつりは、前売りのみ・当日券なしのことがあります。伏見酒フェス2026はオンライン販売のみでした
蔵開きの入場のしかた(クラドキのデータの例・2026年10月25日確認)
しくみ例気をつけること
入場無料・予約不要福生蔵開き、伏見酒回廊、神戸酒心館、浜福鶴(小山本家酒造)試飲・販売は有料のことが多い
入場無料・試飲はチケット久留里新酒まつり(5杯分1,500円)、仁勇蔵祭り2025(11枚綴り1,000円)チケットは会場で買う
入場料あり東灘醸造の蔵開き2026(1,000円・新酒180mlと料理付き、子どもは無料)現金のみのことがある
申し込み・予約が必要釜屋のミニ蔵祭り2026、菊水酒造ふなぐちまつりの夜の部人数に上限があり、締め切りがある

伏見酒フェス(チケット制の有料試飲会)

混雑と、電車・バスで行くコツ

蔵開きには電車とバスで行きます。多くの会場は駐車場がなく、主催者も公共交通機関での来場を案内しています。沢の鶴(神戸市灘区)の2026年の蔵開きは駐車場・駐輪場がなく、車や自転車での来場を断ると明記していました。久留里新酒まつりも会場に駐車場はありません。

合同の蔵開きでは、駅と会場を結ぶ無料のシャトルバスが出ることがあります。2026年は、こうざき酒蔵まつりでJR成田線の下総神崎駅から、三蔵同時蔵開きの秋はJR越後線の内野駅・巻駅から、福生蔵開きでは田村酒造場と石川酒造の間に出ていました。

蔵開きは人気があり、来場者が多い日もあります。白鶴酒造(神戸市東灘区)の2026年秋の「酒蔵開放」には約3,500人が来たと公式が報告しています。限定酒を確実に買いたい人は開場に合わせて着き、見学会など時刻の決まった催しは早めに並びます。

蔵開きの会場と最寄り駅の例(各蔵・主催者の公式の案内による)
蔵開き最寄り駅駅からの行き方
櫻正宗阪神 魚崎駅南へ歩いて約5分
神戸酒心館阪神 石屋川駅歩いて約8分
沢の鶴阪神本線 大石駅歩いて約10分(資料館まで)
石川酒造(福生蔵開き)JR 拝島駅歩いて約20分
伏見酒回廊京阪 伏見桃山駅・中書島駅など会場は駅から歩いて回れる範囲に点在
こうざき酒蔵まつりJR成田線 下総神崎駅無料シャトルバス(2026年)

沢の鶴の蔵開き・資料館

試飲と飲酒運転、子ども連れの扱い

蔵開きの試飲ができるのは20歳以上で、車・バイク・自転車を運転する人はできません。20歳未満の飲酒は法律で禁じられていて、2022年に成年年齢が18歳になった後も、お酒を飲める年齢は20歳のままです。

試飲で少しでもお酒を飲んだら、その日は車・バイク・自転車を運転しません。灘五郷の蔵開き2026は「20歳未満と車・自転車を運転する人は試飲不可」、山本本家(伏見)の2025年の春の蔵開きは「飲酒後に運転する人の参加は断る」と案内していました。たからやま醸造も、ふだんの蔵見学の案内で、運転して帰る人と20歳未満にはお酒を出さないとしています。車で来た同行者に「一口だけ」とすすめることもやめましょう。

試飲は「小さな杯で少しずつ」が前提です。何か所も回る合同の蔵開きでは、全部の会場で飲もうとせず、量を決めておきます。体調がすぐれない日や、妊娠中・授乳中の人は試飲をしないでください。

お酒の決まり

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。飲酒運転は絶対にやめましょう。妊娠中・授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

酒蔵見学のマナーと飲酒運転の注意

子ども連れで行けるか

子ども連れで参加できるかどうかは、蔵開きごとに違うので、必ずその蔵や主催者の案内に従います。20歳未満の人は、どの蔵開きでも試飲はできません。

クラドキのデータでも扱いは分かれています。東灘醸造の蔵開き2026は入場料を「子どもは無料」としていて、浜福鶴(小山本家酒造)の蔵開きでは、お酒を飲まない人や子ども向けに甘酒や地サイダーを用意していました。一方、伏見酒フェス2026は保護者が一緒でも20歳未満は入場できず、きみつの地酒まつりは20歳以上が対象で、子ども連れの来場を控えるよう案内しています。案内に書いていないときは、事前に蔵へ問い合わせてください。

2027年の蔵開きの日程の調べ方

2027年の蔵開きの日程は、2026年10月26日の時点でほとんどが未発表です。去年と同じ月を目安にしておき、蔵や主催者の公式の発表が出てから予定を決めます。日付を推測で決めて宿や切符を取るのは避けます。

  1. 例年の月を知る

    クラドキの蔵のページと蔵開きの一覧には、去年の日付と「例年◯月」を載せています。たとえば伏見酒回廊は2025年が10月25日、2026年が10月24日でした。

  2. 発表されやすい時期を見る

    告知は1〜2か月前に出ることが多いです。2026年の福生蔵開き(11月7日)は、事前登録の締め切りが10月31日でした。

  3. 公式のお知らせとSNSを見る

    日程を公式Facebookやメールだけで告知する蔵もあります。松岡醸造の「帝松 酒蔵まつり」は「毎年2月最終日曜日」としたうえで、詳細は毎年SNSで告知すると案内しています。

  4. 合同の催しは主催者のページを見る

    伏見は伏見酒造組合、灘は灘五郷酒造組合、新潟の三蔵同時蔵開きは新潟市のページに案内が出ていました。

  5. 直前にもう一度確かめる

    天気などで変わることがあります。来福酒造の2026年の蔵開きは、6月27日の予定が台風接近で9月12日に延期されました。

2027年の蔵開き(例年の月・発表済み)酒蔵の一覧(地域・見学の条件で探す)

蔵開きでつまずきやすいところ

初めての蔵開きでよくあるつまずきは、車で行こうとすること、現金を持っていないこと、限定酒の売り切れ、時刻の決まった見学に間に合わないことです。

  • 車で行こうとする:多くの会場は駐車場がなく、試飲もできません。電車とバスで行きます
  • 現金が足りない:会場の支払いが現金のみのことがあります
  • 「入場無料」だから全部無料だと思う:試飲や限定酒は有料のことが多いです
  • 限定酒が売り切れている:本数に限りがあります。2026年の第一酒造(栃木県)のマルシェ限定酒は50本でした
  • 見学会に入れない:時刻と人数が決まっていて、予約制のこともあります
  • 去年と同じ日だと思い込む:同じ月でも日は年ごとに変わります。寺田本家のお蔵フェスタは「3月の第2または第3日曜」です
  • 合同の蔵開きで全会場を回ろうとする:会場が多いときは、行く蔵を先に絞ります

蔵開きに出かける前のチェックリスト

出かける前に、次の項目を確かめておくと当日あわてません。

  • その年の日付と時刻が公式に発表されているか(「予定」の段階ではないか)
  • 入場は無料か、チケット・申し込み・予約が必要か
  • 会場までの電車・バスと、シャトルバスの有無・時刻
  • 雨のときに開かれるか(雨天決行・荒天中止など)
  • 支払いは現金のみか
  • 子ども連れで参加できるか(蔵の案内)
  • 車・バイク・自転車で行かない段取りになっているか
  • 持ち込みの決まりと、限定酒を持ち帰る袋

ひやおろし・しぼりたてとは(いつ出るか)

まとめ

  • 蔵開きは、酒蔵が蔵や売店を一般に開き、新酒の販売や試飲をする催しで、呼び名は蔵まつり・新酒まつりなどさまざまです。
  • クラドキのデータでは3月(23蔵)と10月(22蔵)が山で、2〜4月と9〜11月に集まっています。
  • 初めてなら、伏見酒回廊や福生蔵開きのような合同の蔵開きが回りやすく、シャトルバスが出ることもあります。
  • 持ち物は現金(小銭)、持ち帰りの袋、歩きやすい靴、雨具、水。入場無料でも試飲や限定酒は有料のことが多いです。
  • 試飲は20歳以上で、車・バイク・自転車を運転する人は不可。子ども連れの参加は蔵の案内に従います。
  • 2027年の日程はほとんどが未発表です。例年の月を目安に、公式の発表を待って予定を決めます。

よくある質問

蔵開きとは何ですか?

酒蔵がふだん入れない蔵の敷地や売店を一般に開き、新酒の販売や試飲、見学会などをする催しです。「蔵まつり」「酒蔵まつり」「新酒まつり」など、蔵によって呼び名が違います。

蔵開きはいつありますか?

2〜4月と9〜11月に集まっています。クラドキのデータ(48蔵)では、3月が23蔵、10月が22蔵でいちばん多くなっています(2026年10月時点)。

2027年の蔵開きの日程は決まっていますか?

2026年10月26日の時点では、寺田本家の「お蔵フェスタ」3月14日(予定)、分福酒造の4月17日・18日(予定)など一部だけが公式に出ていて、ほとんどは未発表です。例年の月を目安に、公式の発表を待ってください。

関東で行ける蔵開きはありますか?

東京都福生市の福生蔵開き(2026年は11月7日)、千葉県神崎町の発酵の里こうざき酒蔵まつり(例年3月)、千葉県君津市の久留里新酒まつり(例年3月)などがあります。青梅市の小澤酒造の澤乃井蔵開き(2026年は10月24日)のような蔵ごとの蔵開きもあります。

伏見の蔵開きはいつですか?

春と秋にあります。2026年は3月14日に伏見酒フェスと同じ日に12蔵が蔵開きなどを開き、10月24日に13蔵が一斉に蔵開きをする「伏見酒回廊2026」がありました。2027年の日程は未発表です。

蔵開きの持ち物は?

現金(小銭)、お酒を持ち帰る丈夫な袋、歩きやすい靴、雨具、水が基本です。支払いが現金のみの会場や、雨天決行の蔵開きが多いためです。2〜3月は防寒具も持っていきます。

蔵開きに車で行ってもいいですか?

おすすめしません。多くの会場は駐車場がなく、車や自転車での来場を断る蔵もあります。車・バイク・自転車を運転する人は試飲ができません。電車とバスで行ってください。

子どもを連れて行けますか?

蔵開きごとに違うので、蔵や主催者の案内に従ってください。子どもの入場料を無料としている蔵開きもあれば、保護者が一緒でも20歳未満は入場できない催しもあります。20歳未満の人は、どの蔵開きでも試飲はできません。

蔵開きにチケットや予約は必要ですか?

多くは入場無料・予約不要ですが、試飲が有料チケット制のもの、入場料がかかるもの、申し込みが必要なものもあります。見学会だけ予約が必要なこともあるので、公式の案内を確かめてください。

出典と確認日

飲酒運転は法律で禁止されています。車・自転車で来た人は試飲できません。電車・バスで行きましょう。日程・条件は変わることがあります。お出かけの前に、各蔵・主催者の公式の最新情報を確認してください。